プロローグ イジメとは?



 イジメとは

 一種のゲーム。








 First Level

 最初はターゲットの悪口。

 バカとかアホとかじゃなくて、

 ターゲットのしている事を見て笑ってやる。

 でもまだ優しいもの。







 Second Level

 次は靴などを隠したり、

 上履きに画鋲を入れたり。

 そんなイタズラ。

 でもそんな事はまだガキがやること。






 Third Level

 そしてエスカレートしていくと、

 先生の私物をターゲットの

 机の中に入れたりして、

 ターゲットの素行を悪くさせる。

 否定しても誰も信じない。

 それを見て私たちは笑う。






 Fainal Level

 そしてそして、

 とうとうフィナーレ。

 ターゲットの大切なものを壊す。

 そのとき私たちは、

 ターゲットの悪口を言いながら笑ってやる。






 そしてこのゲームは

 どのくらい長い期間

 いじめられるか。

 またはターゲットの大切のものを

 壊すこと。

 自分たちが退学になったり、

 ターゲットが自殺したりすると

 ゲームオーバー。






 これがゲームの内容。






 このゲームのターゲットに私はなった。

 悔しかった。

 惨めだった。

 あいつを殺したくなった。

 全てはあいつを助けてからだった。






 それから私は

 天から地へと堕ちた。

 天にいる者たちが天使ならば、

 私は堕天使。

 羽をもがれた天使は、

 天空にはいけない。




 そうやって私の周りが

 私自身が

 灰色になって

 壊れていく。

 壊されていく。






 憎い。

 殺したいほど憎い。

 あの悪魔を。






 悪魔だと気が付かずに

 天空へと招待したのは私だった。

 けれど、

 破壊するのは

 倒すべきなのは

 私ではなくその悪魔なのではないか。

 他の天使たちは、

 悪魔を歓迎し、

 私を追放した。






 ウラギラレタ。

 そう思った瞬間だった。




 あの悪魔が死ねばいい。



 私を追放したやつも死ねばいい。

 みんな死ねばいい。

 世界なんて、

 消えて、

 無くなってしまえばいい。












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