あの日々は悪夢だった。 はじまりは単純な動機。 退屈、ウザイ、キモイ。 そしてクラスの"女王"あづみの命令。 そんなものだったのだろう。 だから誰もが加害者で被害者で傍観者だった。 お手軽な"ゲーム"だったはずなのに、引き返せなくなる。 気がつけば私は被害者になっていた。 それでも私は"ゲーム"がどんなものだがわかっていなかった。 そこらへんの大人と同じように体面とかプライドばかりを気にして 現実を何も見ようとしていなかった。 何も分かろうとしていなかった。 友達がいなかったらきっとそのままだっただろう。 そう考えると私は幸せなのかもしれない。 イジメというゲーム |