F詠いビト -story of end-







      詩人が詠う物語
      戦う意味を見出せない人形
      さらわれたお姫様を助ける王子様
      叶わぬ恋に引き裂かれた一組の恋人たち
      破壊者になるしかなかった男
      全ての人間から忘れ去られたモノ
      国を統一した黒王
      物語は必ずしもハッピーエンドじゃない
      物語は必ずしもバッドエンドじゃない
      人の数だけ物語があり
      人の出会いの数だけ物語が生まれ
      人の別れの数だけ物語が終わる
      忘れてはならない
      詩人はただの語り部
      ハッピーエンドもバッドエンドもないのだから
      自分の手で幕を下ろすのだ
      さようなら
      鳴り響いたのは 人形の拳銃








      物語は
      繰り返される